相続手続き07「姻族終了届」の概要

姻族関係終了届とは

戸籍法第96条、民法728条により、配偶者の死後、配偶者の血族との縁を切りたい場合は、「姻族関係終了届」を提出します。法律上、結婚すると配偶者の父母や兄弟などの間に、姻族と呼ばれる関係ができます。この姻族というのは、配偶者の血族のことです。

 

姻族の関係は、離婚すると自動的に消滅ますが、配偶者が亡くなったときは、姻族関係はそのまま継続されます。

 

姻族関係終了届は、配偶者の血族との親戚関係を終了するもので、配偶者の父母や兄弟姉妹などの扶養義務もなくなります。なお、配偶者の遺産を相続した場合でも、返却する必要はなく、遺産を受け取ることができます。

 

提出期限

届け出の期限はなく、配偶者の死亡届が受理されていれば、いつでも届け出ることができます。

提出先

住所地か本籍地、所在地(居所や一時滞在先)の市区町村役場の戸籍課

届出人

姻族関係を終了させようとする者

必要書類

1.姻族関係終了届

2.戸籍全部事項証明書(除籍全部事項証明書)・・・配偶者の死亡が記載されているもの

3.戸籍全部事項証明書・・・届出人の現在のもの、届出先に本籍がないとき

4.印鑑

注意点

本人の意思で自由に決めることができる

家庭裁判所の許可や、死亡した配偶者の親族の同意は必要ありません。

姻族関係終了届を提出して、姻族関係を終わりにしても、戸籍はそのまま

戸籍も配偶者の戸籍から別にしたいときは、「復氏届」を提出しなければなりません。。→06「復氏届」

復氏届で旧姓に戻るのは本人だけ

子供を本人の戸籍に入れるには、家庭裁判所に「子の氏の変更許可申立書」を提出して許可をもらう必要があります。その後で、「入籍届」を提出すれば、子供を本人の戸籍に移すことができ、同姓を名乗ることができます。

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